駄目なシステムの極端な例

  • 巨額の予算と期間と人員を投じて作られた(予算と納期オーバー、死者/行方不明者多数)
  • 特定の企業独自の(従業員4名)
  • 最先端または流行の技術を使用した
  • 世界最大規模のシステム。
  • 社内のすべての業務をソフトウェア上で解決できる
    • たとえば、備品の消しゴムの場所が分からなくなったときのために、消しゴムの場所のDB登録/検索機能がある。ただし目的を達成するには10の手順とID・パスワードを要する。
    • 同様に”業務を効率化する”10万を超える機能が用意されている。
  • 現代アートで高名な芸術家にデザインを依頼
  • 独創性にあふれた操作方法
    • 「戻る」ボタンを押すと「メール送信」するなど
    • ボタンを押そうとするとボタンが逃げるなどのインタラクティブ
  • 利用者にはシステムを利用するための高い知能と知識、長期にわたる試行錯誤が求められる。なお経験年数は給与査定に影響。
    • 利用者に対しては、はじめに数ヶ月間の社内研修・教育を行う。
  • セキュリティ確保のため、
    • Windowsやブラウザやメールは利用できない。
    • 外部の人間には難解で理解できないインターフェースを採用
  • システムを正常に保つために1日に3回のシステムメンテナンスを行う。
    • システムメンテナンスとはシステムの再起動の事である。